趙は両親が都市部に出稼ぎにいき、故郷に残された留守児童に対して、衣服や食料などを寄付するなどの慈善事業を行うなど、地方の名士として知られていただけに、中国国営新華社通信が事件を伝えるなど、中国全土に大きな衝撃を与えていた。
開封市中級人民法院(地方裁判所に相当)が下した判決によると、趙は2015年6月から2017年1月にかけて、知人の女に地元の4つの中学校や高校の女子学生に話しかけさせて、近くに停めてある自動車に連れ込み、女子生徒を脅したり暴力をふるうなどして、レイプを繰り返していた。
具体的には25人の被害者と計32回関係を持ったという。このうち、14歳以下の女子中学生14人には計19回、関係を強要している。
裁判所は昨年10月の判決公判で、趙に死刑、この知人の女には執行猶予2年付きの死刑判決(実質的な無期懲役刑)の判決を下している。このほか、女の夫やその仲間の男の計2人に、それぞれ強姦罪などで懲役18年と懲役12年の判決を下している。
このうち、知人の女以外は控訴したが、2018年12月の控訴審でも趙らの判決は覆らなかった。
趙は県人代代表を3期15年間務めていたほか、開封市総商会(日本の商工会議所)副会長や地元の尉氏県商業連合会副主席の任にも就いており、恵まれない児童や老人らに多額の寄付を行うなど、地元では良く知られた篤志家だった。
しかし、その一方で、未成年の女子学生を多数レイプするなどの裏の顔をもっていたことが明らかになっただけに、新華社電のほか、中国共産党機関紙「人民日報」や中国国営中央テレビ局など中央の大手マスコミも報じるなど、大きな社会問題として取り上げられた。
周広全・清華大学法学部教授は人民法廷ニュース(電子版)に対して、「レイプ犯は重くても無期懲役の判決を受けるのがほとんどだ。それだけに、趙への死刑判決は驚きで、裁判所は多数の未成年者が毒牙にかかったことを重くみたためだろう」と指摘している。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20190622_1393318.html
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