夫婦喧嘩のタネにもなる夫婦の家事分担。最近では育児を積極的にするイクメンなどがクローズアップされ、男性も家事に積極的になるべきだとされているが、まだまだ家事の平等負担にはほぼ遠いようだ。
イギリス世帯縦断調査(UK Household Longitudinal Study)では、男性も女性と同程度に男女の家事負担の平等を訴えていることが分かっていたが、実態はまったく異なっていた
英紙「Daily Mail」(7月26日付)によると、英ロンドン大学の研究者らが、イギリスの8500組のカップルを対象に調査したところ、妻と同程度に家事を行っている夫はわずか7%だということが判明したという。実に93%の女性が男性よりも家事を多く行っていたのだ。
マクマン教授らは、夫婦を8タイプに分けて分析を行ったが、そのうち多数を占める2つのタイプでは、次のような傾向が見られた。
子どもがいない比較的若い共働きの夫婦は夫婦の5組に1組見られる最も多いタイプだ。両者が働いているのだから、家事も平等に負担することが期待されるが、実際はそうではない。週に20時間以上の家事を行う女性は16%に対し、男性はたったの3%だった。
このタイプの夫婦の約75%には子どもがいる。そのこともあってか、週に20時間以上の家事をする女性は約半数に上るのに対して、男性のほぼ3分の2は週に5時間以下の家事しか行っていなかった。
さらに、女性のみが稼ぎ手であったり、女性の方が収入が多い場合でも、家事が平等に負担されている夫婦はわずか7%だったというから驚きだ。
この調査結果について、研究リーダーのアン・マクマン教授は、「家事は無償なのに、女性の方がより多くの家事を負担しているのですから、この結果は問題」と語り、こうした状況を今すぐに変えることはできないが、「家事負担についての理解を広めていくことが必要」だと指摘している。
「NHK NEWS WEB」(7月27日付)が、夫婦の家事負担に関する興味深い調査結果を報じている。
それによると、女性に差別的な男性ほど、家事をすることが笹川平和財団の調査で分かったという。これについて、関西大学の多賀太教授は、「女性に差別的な古いタイプの男性ほど、家事をしないと予想していた。『家事は女性の仕事だ』というこれまでの考え方が変わりつつある中で、男性は家事もきちんとやっているとアピールしたいのではないか」と分析している。
すると、マクマン教授らの調査で判明した「家事負担をすべきだと語る男性が多いにも関わらず、実際に家事を行っている男性が少ない」というのも同じ現象だと言えるかもしれない。「家事負担は公平に」と男女平等を語る男性ほど、実際に家事はしない……。
家事負担の平等化にはこの問題を突き詰めて考える必要がありそうだ。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/07/post_105270_entry.html
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英紙「Daily Mail」(7月26日付)によると、英ロンドン大学の研究者らが、イギリスの8500組のカップルを対象に調査したところ、妻と同程度に家事を行っている夫はわずか7%だということが判明したという。実に93%の女性が男性よりも家事を多く行っていたのだ。
マクマン教授らは、夫婦を8タイプに分けて分析を行ったが、そのうち多数を占める2つのタイプでは、次のような傾向が見られた。
子どもがいない比較的若い共働きの夫婦は夫婦の5組に1組見られる最も多いタイプだ。両者が働いているのだから、家事も平等に負担することが期待されるが、実際はそうではない。週に20時間以上の家事を行う女性は16%に対し、男性はたったの3%だった。
このタイプの夫婦の約75%には子どもがいる。そのこともあってか、週に20時間以上の家事をする女性は約半数に上るのに対して、男性のほぼ3分の2は週に5時間以下の家事しか行っていなかった。
さらに、女性のみが稼ぎ手であったり、女性の方が収入が多い場合でも、家事が平等に負担されている夫婦はわずか7%だったというから驚きだ。
この調査結果について、研究リーダーのアン・マクマン教授は、「家事は無償なのに、女性の方がより多くの家事を負担しているのですから、この結果は問題」と語り、こうした状況を今すぐに変えることはできないが、「家事負担についての理解を広めていくことが必要」だと指摘している。
「NHK NEWS WEB」(7月27日付)が、夫婦の家事負担に関する興味深い調査結果を報じている。
それによると、女性に差別的な男性ほど、家事をすることが笹川平和財団の調査で分かったという。これについて、関西大学の多賀太教授は、「女性に差別的な古いタイプの男性ほど、家事をしないと予想していた。『家事は女性の仕事だ』というこれまでの考え方が変わりつつある中で、男性は家事もきちんとやっているとアピールしたいのではないか」と分析している。
すると、マクマン教授らの調査で判明した「家事負担をすべきだと語る男性が多いにも関わらず、実際に家事を行っている男性が少ない」というのも同じ現象だと言えるかもしれない。「家事負担は公平に」と男女平等を語る男性ほど、実際に家事はしない……。
家事負担の平等化にはこの問題を突き詰めて考える必要がありそうだ。
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