そうして悪質な行為が公になることで社会問題として対策が練られるようになった半面、「あおり運転をされた」という側の主張のみで車のナンバーなどが公開されることが物議を醸すこともある。
今年3月に開設された「NumberData(ナンバーデータ)」は、あおり運転をした車を記録したドラレコ動画を被害者が投稿するサイト。“加害車”のナンバーにボカシなどの処理をしないまま掲載するのが特徴で、すでに約1万件ものナンバー情報が集まっている。「ナンバーデータ」には、危険なあおり運転だけでなく、スピード違反や信号無視、当て逃げ、迷惑駐車・無断駐車などの悪質行為をしている車の情報も投稿される。
「ナンバーデータ」は証拠の写真や動画がなくても匿名で投稿できるので、危険運転にはあたらない行為を申告していたり、誰かに対する嫌がらせで虚偽の投稿をすることも考えられる。また、撮影した車両の運転状況が定かではないため、実際は投稿者側の運転に問題があった(速度低下や拙い車線変更など)可能性もある。
あおり運転をされたからといって他人の車を無断で撮影し、ナンバーも含めてネットで公開するという行為は、個人情報の保護や名誉毀損など、問題にならないのか。まこと法律事務所代表の北村真一弁護士はこう解説する。
「あおり運転は道路交通法や自動車運転処罰法に抵触する違法な行為です。あおり運転の動画やナンバーを公表することは違法ではありません。テレビニュースなどで車のナンバーを消したりしているのは自主規制で、法的な規制ではありません。個人情報保護法はアンケート調査などで個人情報を取り扱う事業者を規制するもので、それ以外には制限は及びません。
ただ、事実無根だった場合など相手の名誉を毀損していた場合は、民法の名誉毀損の対象になることもあり得ますし、認定されれば損害賠償請求される可能性があります」
「ナンバーデータ」のサイト運営者はこう答える。
「曖昧な投稿は掲載しませんし、何度も同じナンバーを投稿してくる場合には排除するシステムも設けています。スタッフが一つ一つを見て判断して掲載見送りや削除を決めています。ただ、ここにきて閲覧数もかなり増え、注目度が高まっていることもあるので、投稿内容をより精査する必要性が出ています。弁護士との連携を強化することも検討しています」
これまで運営者のもとに警察からの問い合わせなどはないが、要請があれば情報を提供することは、利用者がサイトに投稿する際に同意を取っているという。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20190828_1438719.html
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