「ダウンタウン」の松本人志が9月22日放送の『ワイドナショー』で、TBSの新番組のMCに抜擢された立川志らくに対し「僕はちょうどTBSが一本なくなるんですよ」と笑いを誘った。
自身がMCを務めるバラエティー番組『クレイジージャーニー』で”やらせ“演出による番組打ち切りを示唆したのだ。
クレイジージャーニーはDVDの販売も好調で、‘16年には「リアカーマン」という企画でギャラクシー賞を獲った超人気番組。芸能人の中にもファンは数多くいる。
その中で最も人気がある企画のひとつが、静岡大学の講師である加藤英明氏が海外で珍しい生物捕獲するもの。その撮影中にスタッフが事前に準備した生物を、その場で発見して捕まえたかのように見せる“やらせ”演出をしたとして番組休止を発表。ホームページでは過去の放送で発見した26種類の生物のうち11種類が“仕込み”で、その生物名を公表した。
一方で、仕込みを知らされていなかったとされる加藤氏は、いまだに沈黙を貫き身の潔白を証明しようとしない。9月26日発売の『週刊新潮』の取材に対しても、「取材はお受けしていません。TBSまでお問い合わせください」とメールで回答するなど、まるで他人事のような対応だ。
「問題となったメキシコでのロケは4日間でした。海外ロケの場合、ディレクターは言葉の壁もあるので、現地のことは海外コーティネーターにすべて依頼します。クレイジージャーニーの加藤氏が出演したメキシコ以外も毎回、同じ女性コーディネーターだったとか。制作サイドからの“やらせ強要”にも応えてくれるからこれだけ仕事が舞い込んできたのでしょう」(ワイドショー関係者)
つまり、番組ディレクターと海外コーディネーターが“一蓮托生”となってやらせを行っていたようだ。だが、“やらせ”を行わざるをえない状況は、テレビ局とコーディネーターの力関係が大きいと、テレビ撮影に詳しい別の海外コーディネーター関係者が明かす。
「海外ロケは予算も厳しく日程も短いが、オンエア日は絶対動かせない。しかも松本さんがスタジオで見ているのに“何も撮れませんでした”と放送するわけにはいかない。相当追い込まれる環境だったのはないでしょうか。そこで、おのずと“やらせ”という保険に手を出すことになったのでしょう。我々コーディネーターが制作サイドの無茶ぶりにどこまで付き合うかは難しい。仕事は請け負いたいがハードな“やらせ”に加担するのも嫌なので毎回せめぎ合いです。実際に墓場まで持っていかなければならないやらせは無数に経験しています。ですが、“やらせ”だからって毎回のように断っていたら、それこそ『あそこのコーディネーターは使えない』という噂が日本中のテレビ局に広まってしまい、干されてしまいますからね…」
ちなみに、『クレイジージャーニー』で問題のロケを担当したコーディネーターは、批判を恐れたのか、自身のホームページを消して雲隠れしているという。
経費節減がうるさいテレビ局だが、海外ロケで払うコーディネーター料だけは今も“言い値”で払われている。物価にもよるが、1週間で数百万円を払うのはざら。そこには当然、日本から行くスタッフの飛行機代や宿泊費は含まれない。また、国によっては、どんな小規模の商業放送の撮影でも、その国のコーディネーターを通さないと法律違反になるところもある。
「今回、担当したディレクターはTBS局員ではなく外部の制作会社のスタッフだった。彼らにとっても、多額の経費がかかる海外ロケで、使えないVTRしか撮ってこられなければ、当然、契約解除されるというプレッシャーを感じている。だから、現地のコーディネーターに“やらせ”をお願いしてまで、上の期待に応えられるモノを撮ってきたかったのでしょう。この構図はTBSだけでなく、他のテレビ局でもよくあることですよ」(テレビ局関係者)
局員からのプレッシャーから“やらせ”に手を染める下請けの制作スタッフ。そんな彼らの強引なお願いに、日本の評判を気にして受けてしまう海外コーディネーター。そんな“負のスパイラル”が「海外ロケ」には当たり前のように存在しているのだ――。
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/69615
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自身がMCを務めるバラエティー番組『クレイジージャーニー』で”やらせ“演出による番組打ち切りを示唆したのだ。
クレイジージャーニーはDVDの販売も好調で、‘16年には「リアカーマン」という企画でギャラクシー賞を獲った超人気番組。芸能人の中にもファンは数多くいる。
その中で最も人気がある企画のひとつが、静岡大学の講師である加藤英明氏が海外で珍しい生物捕獲するもの。その撮影中にスタッフが事前に準備した生物を、その場で発見して捕まえたかのように見せる“やらせ”演出をしたとして番組休止を発表。ホームページでは過去の放送で発見した26種類の生物のうち11種類が“仕込み”で、その生物名を公表した。
一方で、仕込みを知らされていなかったとされる加藤氏は、いまだに沈黙を貫き身の潔白を証明しようとしない。9月26日発売の『週刊新潮』の取材に対しても、「取材はお受けしていません。TBSまでお問い合わせください」とメールで回答するなど、まるで他人事のような対応だ。
「問題となったメキシコでのロケは4日間でした。海外ロケの場合、ディレクターは言葉の壁もあるので、現地のことは海外コーティネーターにすべて依頼します。クレイジージャーニーの加藤氏が出演したメキシコ以外も毎回、同じ女性コーディネーターだったとか。制作サイドからの“やらせ強要”にも応えてくれるからこれだけ仕事が舞い込んできたのでしょう」(ワイドショー関係者)
つまり、番組ディレクターと海外コーディネーターが“一蓮托生”となってやらせを行っていたようだ。だが、“やらせ”を行わざるをえない状況は、テレビ局とコーディネーターの力関係が大きいと、テレビ撮影に詳しい別の海外コーディネーター関係者が明かす。
「海外ロケは予算も厳しく日程も短いが、オンエア日は絶対動かせない。しかも松本さんがスタジオで見ているのに“何も撮れませんでした”と放送するわけにはいかない。相当追い込まれる環境だったのはないでしょうか。そこで、おのずと“やらせ”という保険に手を出すことになったのでしょう。我々コーディネーターが制作サイドの無茶ぶりにどこまで付き合うかは難しい。仕事は請け負いたいがハードな“やらせ”に加担するのも嫌なので毎回せめぎ合いです。実際に墓場まで持っていかなければならないやらせは無数に経験しています。ですが、“やらせ”だからって毎回のように断っていたら、それこそ『あそこのコーディネーターは使えない』という噂が日本中のテレビ局に広まってしまい、干されてしまいますからね…」
ちなみに、『クレイジージャーニー』で問題のロケを担当したコーディネーターは、批判を恐れたのか、自身のホームページを消して雲隠れしているという。
経費節減がうるさいテレビ局だが、海外ロケで払うコーディネーター料だけは今も“言い値”で払われている。物価にもよるが、1週間で数百万円を払うのはざら。そこには当然、日本から行くスタッフの飛行機代や宿泊費は含まれない。また、国によっては、どんな小規模の商業放送の撮影でも、その国のコーディネーターを通さないと法律違反になるところもある。
「今回、担当したディレクターはTBS局員ではなく外部の制作会社のスタッフだった。彼らにとっても、多額の経費がかかる海外ロケで、使えないVTRしか撮ってこられなければ、当然、契約解除されるというプレッシャーを感じている。だから、現地のコーディネーターに“やらせ”をお願いしてまで、上の期待に応えられるモノを撮ってきたかったのでしょう。この構図はTBSだけでなく、他のテレビ局でもよくあることですよ」(テレビ局関係者)
局員からのプレッシャーから“やらせ”に手を染める下請けの制作スタッフ。そんな彼らの強引なお願いに、日本の評判を気にして受けてしまう海外コーディネーター。そんな“負のスパイラル”が「海外ロケ」には当たり前のように存在しているのだ――。
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/69615
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