以前より素行の悪さがウワサになっており、今回も後輩芸人によるパワハラが退社の大きな原因と考えられている。ただし、お笑いコンビ・TKO自体は解散しないことを相方・木本武宏(48)は明言しているようだ。
しかし、昨年起きた吉本興業の闇営業問題をはじめ、スキャンダルを起こした芸人のほとんどが、トラブル以前と同程度の活躍をできていない。それが昨今のお笑い界――いや芸能界の現状である。しかも木下に関しては、後輩に対してモラルに欠ける行為をしていたこともあり、手を差し伸べる大物先輩芸人がほぼいない状況で、このままでは芸能界引退を余儀なくされる可能性もあるのだ。
ところが木下といえば、『ドクターX』や『わたし、定時で帰ります。』を始めとした人気ドラマに多数出演するなど、役者業も順調だったことでも有名だ。それでは思い切って芸人としてではなく、本格的に俳優をやっていけばよさそうだが…業界関係者は木下の演技力や役者としてのポジションをどう見ているのか?役者・木下隆行について本音を聞いてみた。
まずは、かつてドラマ制作会社で働き、現在はフリーのプロデューサーA氏に尋ねた。
「確かにコントで培った演技力は確かなモノがありましたし、俳優業に対するリスペクトもあった方です。『戦力外捜査官』ではイイ存在感を出していましたよね。今のテレビドラマ界に、身長が180センチ以上ある大柄の体でコワモテに見えて、実は面白い立ち振る舞いができるというギャップのある役者は意外といない。かつての松重豊さんや佐藤二朗さんがそのあたりのポジションでしたが、今は大物俳優になってしまったので、木下さんはどのドラマでも使いたくなる貴重な存在だったんです」
「しかし、今は俳優さんもイメージ重視の世界。東出さんの一件もそうですが、何かトラブルがあった俳優はとにかく使いづらい。ましてフリーのまま活動をするならば何のツテもない状況ですから、しばらくはドラマの仕事は来ないのかなと思います」
また、キー局でドラマディレクターをするB氏にも話を聞いた。
「毎年7月クールで放送していた『警視庁ゼロ係』で、カレー好きのムードメーカー・桜庭巡査長を4期にわたって演じていましたが、おそらく今年も放送されるであろう同作のオファーがあるかどうかで、今後の木下さんの俳優業の有無が変わってくるかなと考えています。役者陣やスタッフも木下さんに愛着があるでしょうし、ドラマ現場ではさすがにパワハラをしていたという話は聞いたことがないので(笑)、ギリギリまでキャスティングで揉めるかもしれませんが続投するのでは…?」
また、刑事モノや2時間ドラマを手掛ける脚本家C氏からは辛辣な意見もあった。
「私が若いころ書いた作品に出てもらったのですが、コメディシーンもシリアスなシーンも非常に達者でした。ただ…人それぞれの意見があるでしょうが、芝居がクサすぎるというか前のめりになりすぎていて、刑事ドラマの肝となる「謎解き」や「泣き落とし」のジャマになることも少しありました。今は刑事モノや医療ドラマ全盛なので脇役としてはすごく必要な方ですが、ラブストーリーや余韻を楽しむような映画などへの出演は、まだ演技力というか“オーラ”のようなモノが足りていないかなと思います。でも…応援はしています!」
最後は少し辛辣な意見もあったが、今の木下は受け入れるしかないだろう。かつて芸人だった泉ピン子や竹中直人のように、過去の経歴を忘れさせるほどの演技力とオーラさえあれば、俳優として生き残っていくことも可能なはず。演技力とオーラ、そして“人としてのモラル”を体に叩き込んで、もう一度出直してもらいたい。
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1653623
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