今月から2021年前期(1〜6月)の級別審査対象期間がスタート。10月末までの半年間の成績で、来年1月からの各選手の級別ランクが決まる。そのタイミングで順調な滑り出しを見せたのが、福岡支部の成長株である中川だ。
昨年11月から今年4月までの20年後期(7〜12月)適用勝率は、キャリアハイの5.23をマーク。A2級のボーダーライン(5.41)には届かず、「今年は絶対に7月からA級に上がろうと思っていたので残念です」と悔しがったが、勝率の上昇は地力アップの証拠でもある。
加えて、前節の三国オールレディースでは大崩れのない走りで優出5着の活躍を見せた。「最近は期初めに思うようなレースができていなかった。今回は三国で優出できたし、楽しみですね」と期待が膨らむ。
これからの目標はもちろん「来年1月からのA級昇格」、そして「デビュー初優勝」。目指すものが明確だからこそ、さらなるレベルアップにも意欲的だ。
「これまで3コースのときはまくりがほとんどだったんですが、これからはもっと1着が取れるように、まくり差しもできるようになりたいですね」
攻撃のパターンを増やすことができれば、確実に結果に直結するはずだ。掲げた目標の達成を目指して、これからも旋回力に磨きをかけていく。
◆中川 りな(なかがわ・りな)
1993(平成5)年7月8日生まれ、26歳。福岡県出身。
2013年3月に第112期生として選手登録。
特技はカヌー。趣味は自転車、キックボクシング。好きな食べ物はチョコレート。
18日開幕の若松一般戦に出場予定。
161センチ、49キロ。血液型B。
(立山友基)
以下ソース
http://race.sanspo.com/boatrace/news/20200515/btrnws20051505000001-n1.html
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