オーストラリアに人類がやってきたのは約6万5000年前のこと。
この時期の地球は最終氷期にあり、今よりずっと海面が低く、その分だけ陸地も広がっていました。しかし、地球が暖かくなるにつれ、海面が上昇し、陸地の多くが海に沈むことになります。
その中で、同地に定着した先住民族アボリジニの居住区も水没したと考えられていましたが、考古学者たちの捜索もむなしく、これまで物的証拠が見つかったことはありません。
ところが今回、オーストラリア西岸の海底でついに、水没したアボリジニの遺跡が初発見されたのです。
研究には、同国のフリンダース大学、西オーストラリア大学、ジェームズクック大学などが参加しています。
最終氷期の期間は、約1万〜7万年前です。その最盛期である2万年前は、地球の海面が今より130メートルも低かったと言われます。
その後、1万8000?8000年前に温暖化が進み、海面も上昇したことで、オーストラリア本土から島々が切り離されていきました。例えば、タスマニアは1万1000年前に、ニューギニアは8000年前に本土から孤立しています。
結果、オーストラリア本土の実に30%が浸水し、海岸付近にあったアボリジニの居住区もともに水没したのです。
今回発見されたアボリジニの水中遺跡は、西オーストラリア州ピルバラ沿岸に突き出た「ダンピア諸島」にありました。
発見したのは、オーストラリアの「Deep History of Sea Country Project」に参加する研究チームで、実に4年の歳月を費やしています。
ヘリによる上空からのレーザースキャンおよび高解像度ソナーで候補地をダンピア諸島にしぼり、最終段階では、専門のダイバーが直接水中を探索しました。
結果的に、ダンピア諸島の「ブリュギエール岬(上記画像の1番)」と「フライングフォーム海峡(上記画像の3番)」の2ヶ所で遺跡を見つけています。
ブリュギエール岬の遺跡は、水深2.4メートル付近に位置し、アボリジニが作ったと思われる遺物が計269個出土しました。
遺物の炭素年代測定と海面の変動史から、遺跡は約7000年前のものと思われます。
また、フライングフォーム海峡では、水深14メートル付近に人的活動の跡が確認でき、さらに淡水泉も発見されました。年代は8500年前と推測されています。
今回の発見は、アボリジニの遺跡が、数千年もの間、まったくの手つかずで海底に眠っていたことを示します。
今後の調査次第では、オーストラリア周辺の海底で、さらに多くの水没遺跡が発見されるかもしれません。
研究の詳細は、7月1日付けで「PLOS ONE」に掲載されています。
以下ソース
https://nazology.net/archives/63762
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