戸叶和男【日本奇習紀行シリーズ 東北地方】
毎年7月7日の七夕には、織姫と彦星の恋になぞらえる形で、ロマンティックな一夜を過ごすカップルたちも少なくない。それは今も昔も変わらないが、そうした中で、なんとも破廉恥な行為に勤しむ男女も、少なからず存在しているようだ。
「まぁ、年に一度の無礼講のようなもんだって言ってしまえばそれまでなんだけどね。とにかくみんな血走ってて怖いぐらいだったよ」
かつて東北地方のとある山深い集落で行われていたという、“風変わりな七夕の催し”についてそう語り始めたのは、当地で生まれ育ち、今なお静かな余生を送る元養蜂家・高橋庄吉さん(仮名・88)。高橋さんの話によれば、その昔、当地の人々は乱交パーティーじみた宴を、七夕の催しとして毎年執り行っていたのだという。
「昔は夫婦になるのも自由にはいかなかったから、もともとは“許されざる男女”たちが自由に逢瀬を重ねる機会として始まったのだと思うけど、それがどういうわけか男も女も入り乱れての気違い沙汰の祭りになっちゃってね。それこそ老若男女問わず、村人みんなが集まってナニするだけの祭りになってたよ。七夕の日になるとね、それはもう凄い騒ぎでさ、それこそ村中の物陰という物陰は全部ナニのために使う有り様。そこらへんの草むらでも、隣近所の軒先でもおかしな声が聞こえるほどだったね」
そもそもは織姫・彦星伝説になぞらえる形で、親に恋愛や結婚を認めてもらえない若い男女の、“一夜限りのデート”的な行事であったという当地の七夕行事。しかしそれは時の流れと共に、あろうことか、既婚男女も混ざってのウサ晴らし的な乱交パーティーへと変わっていったのだという。
「なにせこのあたりは昔から人も少ないけど娯楽もなくてね。しかも米もろくに育たんような痩せた土地なもんだから、“そんなこと”でもやってないと息が詰まってしまったんだろうね」
許されざる恋人たちのロマンティックな一夜から、貧農たちのガス抜き行事へと姿を変えた当地におけるこの行事。やはりいつの時代も、古くから続く習慣や行事というものは、時代の変遷とともに、原型さえ留めないものになりがちなのかもしれない。
文・取材=戸叶和男
以下ソース
https://tocana.jp/2020/08/post_166470_entry.html
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/
毎年7月7日の七夕には、織姫と彦星の恋になぞらえる形で、ロマンティックな一夜を過ごすカップルたちも少なくない。それは今も昔も変わらないが、そうした中で、なんとも破廉恥な行為に勤しむ男女も、少なからず存在しているようだ。
「まぁ、年に一度の無礼講のようなもんだって言ってしまえばそれまでなんだけどね。とにかくみんな血走ってて怖いぐらいだったよ」
かつて東北地方のとある山深い集落で行われていたという、“風変わりな七夕の催し”についてそう語り始めたのは、当地で生まれ育ち、今なお静かな余生を送る元養蜂家・高橋庄吉さん(仮名・88)。高橋さんの話によれば、その昔、当地の人々は乱交パーティーじみた宴を、七夕の催しとして毎年執り行っていたのだという。
「昔は夫婦になるのも自由にはいかなかったから、もともとは“許されざる男女”たちが自由に逢瀬を重ねる機会として始まったのだと思うけど、それがどういうわけか男も女も入り乱れての気違い沙汰の祭りになっちゃってね。それこそ老若男女問わず、村人みんなが集まってナニするだけの祭りになってたよ。七夕の日になるとね、それはもう凄い騒ぎでさ、それこそ村中の物陰という物陰は全部ナニのために使う有り様。そこらへんの草むらでも、隣近所の軒先でもおかしな声が聞こえるほどだったね」
そもそもは織姫・彦星伝説になぞらえる形で、親に恋愛や結婚を認めてもらえない若い男女の、“一夜限りのデート”的な行事であったという当地の七夕行事。しかしそれは時の流れと共に、あろうことか、既婚男女も混ざってのウサ晴らし的な乱交パーティーへと変わっていったのだという。
「なにせこのあたりは昔から人も少ないけど娯楽もなくてね。しかも米もろくに育たんような痩せた土地なもんだから、“そんなこと”でもやってないと息が詰まってしまったんだろうね」
許されざる恋人たちのロマンティックな一夜から、貧農たちのガス抜き行事へと姿を変えた当地におけるこの行事。やはりいつの時代も、古くから続く習慣や行事というものは、時代の変遷とともに、原型さえ留めないものになりがちなのかもしれない。
文・取材=戸叶和男
以下ソース
https://tocana.jp/2020/08/post_166470_entry.html
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/