これらセミは5月初旬から、米国の中西部から南東部にかけて出現し、1か月続くと予想されている。
発生周期の異なる2種類のセミ集団が同時に羽化する。
17年周期で発生する周期ゼミの「ブルード13」が、中西部の主にイリノイ州、さらにアイオワ州、ウィスコンシン州、インディアナ州の一部にも出現する。
そして、13年周期で発生する周期ゼミの「ブルード19」が、イリノイ州、ミズーリ州、ルイジアナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州を含む広い地域に出現する。ブルードとは、発生年ごとに当てられた集団のこと。
13年と17年の周期が合致する最小公倍数が221年ということで、それが今年なのだ。イリノイ州中央部は2種類の生息域が重なるので、とんでもない数と騒音に襲われることになる。
シカゴのフィールド博物館昆虫部門の収集アシスタント、ジム・ラウダーマン氏は「これは今生きている誰も見たことのないものであり、今日生きている誰も今後二度と見ることはないでしょう」と語る。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/298806