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2016/05/12(木) 12:34:23.98 ID:zzLDlsFM0● BE:656580197-PLT(13000) ポイント特典
保守分裂の御坊市長選 支持者重なり激戦、15日告示
任期満了に伴う和歌山県御坊市長選が15日告示される。現職で7選を目指す柏木征夫氏(75)=御坊市薗=と、二階俊博・自民党総務会長の長男で新顔の二階俊樹氏(51)=同市島=が出馬を予定しており、保守分裂の選挙となる。
支持者層が重なる中での激しい「選挙戦」となっている。
市長選を巡っては、二階俊樹氏が今年2月、柏木氏は3月に相次いで出馬を表明。二階総務会長が擁立し現職市長では全国最多当選という現職と、総務会長の長男が争う展開になった。
二階陣営によると、俊樹氏は毎晩、市内各地でミニ集会を開いて市民との対話に力を入れているほか、顔を覚えてもらうために「おはよう運動」として毎朝、街頭に立っている。
同陣営には二階総務会長のつながりから、多くの国会議員らが応援に駆け付けている。
約千人が集まった4月上旬の後援会事務所開きには「志帥会」(二階派)副会長の林幹雄経産相ら国会議員4人が出席し、それ以降も自民党の村上正邦・元参議院議員らが事務所を訪問。
12日夜に開く決起集会には二階総務会長が出席するほか、稲田朋美・自民党政調会長、漆原良夫・公明党中央幹事会会長も駆け付ける予定。相次ぐ「大物」の応援に市内では「政令指定都市並みの選挙のようだ」といった声もある。
一方、柏木陣営は大人数を集める集会は開かず、ミニ集会を続けている。公務があるために平日の夜や休日を中心に「市政報告会」として開催。
柏木氏は「向こうは親方(二階総務会長)が出てきているので、手応えは分からない」と話す。
柏木陣営にとって対抗馬がある選挙戦は3回目。陣営幹部も「これまでで最も緊張感がある選挙だが、師匠と戦っている感じでやりにくい」と複雑な表情を見せる。
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=314278&p=more