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番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です(5段) (ワッチョイ f4be-dc1W)
2016/09/26(月) 12:50:20.66 ID:dlefuxaU0
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/6/16929.html
アイスマンさん
アイスマン終焉の地
現代のアイスマン
イタリアとオーストリアの国境に広がる氷河で発見された約5300年前の男性ミイラ「アイスマン」について
死因を話し合っていた専門家らは、3日間の議論の末、アイスマンは追っ手から逃れる際に、背後からこっそりと
近づいた敵に奇襲攻撃を受けた可能性が高いと結論付けた。
1991年に、海抜3210メートルのアルプス氷河のなかで見つかったアイスマンは、5年前に行われたゲノム
(全遺伝子情報)解読の結果、青銅器時代より前の銅器時代のミイラで、身長160センチ、体重50キロ
年齢は47歳前後の筋肉質体型で、瞳の色は茶色だったことが判明している。
発見から25周年を迎えたことを記念して、現場近くのイタリア北部ボルツァーノでは今月21日、考古学者や
病理学、犯罪捜査のプロなど、専門家が集まってアイスマンの死因原因を推理する会議が開催された。
伊ボルツァーノ欧州アカデミー(EURAC)の古代病理学者アルベルト・ツィンク氏によると、過去25年に
わたる研究で、アイスマンは、動脈硬化のほか関節炎や消化不良に苦しんでいた可能性が高く、胃壁の
DNA検査からはピロリ菌に感染していたことが突き止められているほか、生殖能力が無かっただろうということも推察されている。
専門家会議では、最新の犯罪捜査学のプロファイリング技術を使って、アイスマンに残された傷跡の分析から、
殺された手口に迫る議論が展開された。その結果、アイスマンは亡くなる2時間以上前に野生のヤギの肉を
腹一杯食べ、リラックスしていたという。
また、アイスマンは亡くなる数日前に、誰かと争って負ったケガが右手にあったが、ドイツの犯罪心理捜査官
アレキサンダー・ホーン氏は、「小競り合いはアイスマンが勝ったでしょう。ケガも右手だけで済んだはず」と話す。
しかし負けた方はさらに闘志を燃やし、数日後、アイスマンの後をつけてアルプスの山を登り、食事後に
休んでいた彼の背後からこっそり近づいて奇襲攻撃を仕掛けたのだとホーン捜査官は言う。
犯罪現場に当時の最高技術で作られた銅の斧など多くの遺品が残されていたことから、殺害目的は
盗みではなく、「怨恨や人間関係のもつれが原因の可能性が高い」とみて、「5300年前も現代人と同じように
ささいなことが人間関係に及ぼす影響は大きいのです」と話している。
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