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2017/02/20(月) 00:40:31.17 ID:GggXK81D0
生活費稼ぐ日々、夢追えぬ留学生 福岡市で街頭アンケ
西日本新聞は、急増する外国人留学生に福岡市内で街頭アンケートをし、ネパールやベトナム人などの留学生34人が回答した。
アジアの玄関口・福岡に進学や就職の夢を抱いて来た若者たちが、母国よりはるかに物価が高い日本で苦学し、
生活費や学費を稼ぐために入管難民法の就労制限(週28時間以内)を超えてでもアルバイトに追われている事実や、
約4割の学生が「親しい日本人はいない」と答えるなど地域に溶け込めていない実態が浮き彫りになった。
調査は、日本語学校が多い西鉄大橋駅(南区)とJR吉塚駅(博多区)周辺で実施。本紙のインターンシップ企画「記者講座」に参加した日本人大学生ら14人が、
同世代の留学生に生活上の困り事や必要な支援などを尋ねた。回答者の国籍は多い順にネパール、ベトナム、中国、スリランカ、バングラデシュ-だった。
「日本は礼儀正しく良い国と思って来た。勉強し、就職したいがバイト代だけでは生活費を賄えず、留学生から借金することもある。
28時間以上働けるルールになるといいが…」(スリランカ人男性27歳)、
「アルバイトをし過ぎて体調を崩したが、28時間を守っていたら学費を払えない」(ネパール人男性22歳)など、7割を超す学生が就労制限の見直しを求めた。
「28時間以上働いている。(通帳に記録が残って不法就労が発覚しないよう)手渡しで給料をもらっている。
怒られたり厳しくされたりしても、もっと働きたい」(ネパール人男性29歳)と明かす学生もいた。
一方、約2割は就労制限の見直しは不要と回答。「稼ぎたいけど、勉強するために日本に来ている」(ネパール人男性25歳)、
「母国から送金してもらっている」(ネパール人男性23歳)などを理由に挙げた。
留学生たちは学校とバイト先を往復する日々で、親しい日本人がいたとしても「コンビニや弁当工場などアルバイト先の仕事仲間」という回答がほとんど。
「さびしい。母国に帰りたい」(ネパール人男性21歳)、
「日本人の友人をつくりたいけどいない。バイト先に日本人従業員はいるが、会話はあまりない」(ネパール人男性25歳)、
「福岡はネパール人に優しいと聞いて来たが、学校とバイトの往復で忙しい。日本人のサティ(ネパール語で「友人」)がほしい。
一緒にサッカーがしたい」(ネパール人男性21歳)という声もあった。
調査をした日本の女子大生の一人は「政府は留学生を30万人にする計画を進める以上、彼らの生活や就職までサポートをする必要があるはずだ」と言い、
別の一人も「安い労働力として搾取されてないか疑問に思った」と話した。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12692808/