ブラック・ダック・ソフトウェア株式会社(Black Duck)は5月22日、Black Duck Software社による「2017年度版オープンソースセキュリティ&リスク分析レポート(OSSRA 2017)」を公開した。
Black Duckでは毎年、主に企業の合併吸収に関連する数百のオープンソースコードの監査を実施している。
同社のオープンソースリサーチ&イノベーションセンター(COSRI)は、2016年に監査を行った1,071のアプリケーションを分析した結果、アプリの96%でオープンソースが利用され、また60%以上のアプリにオープンソースセキュリティ脆弱性を含んでいた。
特に、金融業界のアプリケーション監査結果では、1アプリケーションあたり52のオープンソース脆弱性が見つかり、アプリケーションの60%にハイリスクな脆弱性が確認された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000003-scan-sci