パール・ジャムのエディ・ヴェダー、クリス・コーネルの死について口を開く
パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーは現地時間6月6日、
ロンドンのハマースミス・アポロで行われた自身の公演でクリス・コーネルに
ついての感動的なスピーチを行っている。
クリス・コーネルは現地時間5月17日にデトロイトでライヴを行った後、
ホテルの部屋で遺体で発見され、亡くなっている。享年52歳だった。
死因については自殺であることが明らかになっている一方で、
クリス・コーネルの家族は彼に処方されていた薬が自殺の原因である可能性に
言及している。
パール・ジャムのファンサイトによれば、この日の公演でエディ・ヴェダーは
次のように語り始めている。「ここ何日かは、集中することすらままならない
時があってね。この建物の歴史やボウイの人生について考えたりしていてね。
そういうことを考え始めると、いろんなことを考えちゃってさ。いいことじゃ
ないよね……だから、いくつかのことについては語らないできたんだ。
そう……なんか人目を引くと思ってね。だって、本当に親しかった友人を
失ったわけだからね」
「あと言っておくと、俺は4人兄弟として育ったんだけど、2年前に事故で
悲劇的な形で兄弟を1人亡くしてるんだ。それ以来、何人か近しい人を亡くしていてね。
俺はこの手のことが得意じゃなくてさ。現実を受け入れないことで、死と向き合ってきたんだ。
だから、俺は家族の下に行きたいし、コミュニティの下に行きたいし、バンドの奴らの下、
特にクリスのバンドの奴らの下へ行きたい。でも、この手のことは時間がかかるわけだけど、
俺の友達はもう二度と戻って来るわけでもないんだよね」
http://nme-jp.com/news/39057/