稲田朋美防衛相が東京都議選の応援演説で
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言した問題で、
愛知県の大村秀章知事は自身のツイッターに
「稲田氏の政治家としての資質が問われている。一刻も早く大臣の職を辞するべきだ」と書き込んだ。
書き込みは29日夜。大村氏は発言について「自衛隊の政治的中立を揺るがす由々しき問題だ」と指摘。
稲田氏が森友学園問題などで国会答弁が迷走したことや国際会議で女性の容姿に言及したことを挙げ、
「ここまでくると発言が軽いとか意識が低いといったことでは済まされない」と強調した。
大村氏は自民党衆院議員出身で厚生労働副大臣などを務めた。
http://www.asahi.com/articles/ASK6Z4HLBK6ZOIPE00X.html
稲田大臣「グッドルッキング」発言がバッドな理由
稲田朋美防衛大臣の失言が相次いでいます。
2017年6月27日に、都議会議員選挙に出馬する自民党候補を応援する集会で演説し、
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と訴えました。
「国家機関」が特定候補を応援するという内容の発言には当然のごとく批判が殺到し、
撤回するという事態に発展しました。
また、2017年6月3日にシンガポールで開かれた「アジア安全保障会議」における演説も、
国内外で批判を浴びました。
稲田氏は同席したオーストラリアとフランスの女性国防大臣に言及しつつ、
“We belong to the same gender (中略) and most importantly, we are all good looking!”
(私たち<=仏豪の女性大臣3名>は皆同性で、何より重要なのは皆容姿が優れている!)と発言しました。
朝日新聞の報道によると、フランスのルモンド紙の女性記者は「大臣の容姿の善しあしなんて
誰も気にしていない。女性である大臣自身が、女性差別的な発言をしたのに驚いた」と述べたとのことです。
http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017062900001.html