「英語が好きになった」中学生イングリッシュ・サマースクール、神戸外大で開始
神戸市外国語大学(神戸市西区)で16日、市内の中学生と外国人英語指導助手(ALT)がグループで会話するなど、生きた英語を学ぶ「中学生イングリッシュ・サマースクール」が始まった。中学生らは英単語や体を使った表現で意思疎通を図った。
市教委が平成20年度から夏休みを利用して開催。今年は18日までに過去最多となる62校の1〜3年生計約880人が参加する。
初日は23校250人が同大を訪れ、ALTとゲームやダンスを通じて“英会話”に取り組んだ。ALTの問いかけに、中学生たちは英単語や体を駆使して自分の気持ちを伝えていた。
また、同大のロシア学科や中国学科、イスパニア学科で学ぶ学生が、あいさつの言葉のほか、各国の文化などを日本語で説明し、英語との違いを紹介した。
市立塩屋中2年の衣笠匠さん(14)は「文法中心の授業と違い、英会話を楽しめた。英語が好きになった」と話していた。
http://www.sankei.com/west/news/170817/wst1708170042-n1.html