子ども用のブラジャーに触れて、成長に合った下着選びを考える親子(京都市南区・ワコール本社)
夏休みに合わせ、成長期の体の変化や下着の選び方を学ぶ「ツボミスクール」が17日、京都市南区のワコール本社で開かれた。
小学4〜6年の女児と母親約120人が、女の子の体を守る下着の種類や機能を学んだ。
同スクールは、同社が2001年から開く出張型教室で、昨年度は小中学生や保護者ら約1万8千人が参加した。
通常は子どもと大人は別コースだが、夏と冬の年2回は、母子一緒のスクールを本社で用意している。
参加した親子は、子どもと大人の体の違いを話し合い、ふくらんできた乳頭を隠したり痛みから守ったりする平らなブラジャーや、バスト部分が二重になったシャツを触るなどして体験した。
京都市北区の上賀茂小5年石原菜々香さん(10)は「ブラジャーは大人のものと思っていたけど、私も近づいているんだなと勉強になった」と納得した様子だった。
http://s.kyoto-np.jp/economy/article/20170818000045