NHK9月2日 6時16分
氷のコースをそりに乗ってうつ伏せに滑る「スケルトン」競技で、3大会連続オリンピックに出場した、
日本代表の越和宏コーチが、4年前、長野市内で当時、選手だった男性を押し倒すなどしてケガをさせ、
傷害の疑いで書類送検されていたことが捜査関係者などへの取材でわかりました。
捜査関係者などによりますと、「スケルトン」競技、日本代表の越和宏コーチ(52)は、4年前の平成25年、
長野市内で競技関係者などとバーベキューをしていた際、当時、選手だった30代の男性を押し倒すなどして肩や背中にケガをさせたということです。
当時、越コーチは酒に酔っていたと見られ、警察は被害届を受けて捜査を進め、先月、傷害の疑いで書類送検しました。
NHKの取材に対し、越コーチは「現時点でコメントできることはありません」としています。
また、競技団体の「日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟」は、「事実関係を把握していないのでコメントできない」としています。
越コーチは、「スケルトン」競技の日本における第1人者で、正式種目に採用されたソルトレークシティーから
3大会連続で冬のオリンピックに出場し、45歳で出場したバンクーバーオリンピックでは“中年の星”とも呼ばれていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170902/k10011123251000.html