国内新車販売、8月5.5%増 10カ月連続プラス、新型がけん引
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した8月の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は、前年同月比5.5%増の35万5308台だった。
増加は10カ月連続。登録車(排気量660cc超)と軽自動車がともに好調で全体を押し上げた。
登録車は4.7%増の23万3810台と2カ月ぶりにプラスに転じた。
「各メーカーともフルモデルチェンジ車が好調」(自販連)とし、日産自動車は「ノート」、ホンダは「フリード」といった小型車の新型が伸びて前年を上回った。
一方でトヨタ自動車はハイブリッド車の「プリウス」が落ち込んだ影響などで前年より減った。
軽は7.2%増の12万1498台と5カ月連続で増加した。
2016年に起きた三菱自動車による燃費不正問題の反動で、同社から車両の供給を受ける日産の台数が増えた。
トヨタもダイハツ工業から供給を受ける新型車が好調だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ01HUX_R00C17A9TJ2000/