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除染土現場保管14万か所超
県内の除染ですでに発生した廃棄物のうちこれまでに中間貯蔵施設に運ばれた量は全体の
3%以下にとどまり、14万か所を超える住宅の庭先などでの保管が続いています。
環境省や県によりますと福島県内の除染は福島市や郡山市、いわき市、南相馬市などで今も
続けられていて、これまでに除染で出た廃棄物は少なくとも1520万立方メートルに上っています。
このうち双葉町と大熊町に整備中の中間貯蔵施設へすでに運ばれた量は、先月末の時点で
およそ40万立方メートルで発生した廃棄物の2.6%となっています。
大半の廃棄物は県内各地に残されていて、地域の廃棄物を集約する仮置き場は今月13日時点で
862か所に上っています。
また仮置き場が確保できないため住宅の庭先や駐車場などで廃棄物を保管する「現場保管」は
ピーク時の昨年末に比べるとおよそ8000か所減ったものの、14万か所以上に上っています。
環境省はことし秋までに保管先の中間貯蔵施設の本格的な運用を始める計画で、除染廃棄物の
運搬のペースを徐々に早めたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053766521.html