株式会社カスペルスキーは12日、個人向け総合セキュリティソフト「カスペルスキー セキュリティ」の最新版を発売した。
同製品には、Windows版「カスペルスキー インターネット セキュリティ」のほか、Mac版「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac」、Android版「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android」、iOS版「Kaspersky Safe Browser」アプリが含まれており、ライセンス台数の範囲で使用できる。
新たに、Windows版ではOS再起動時にマルウェアへの感染を防ぐ機能が追加された。また、セキュリティリスクを及ぼす可能性のあるアドウェアやリスクウェア、ポルノウェアを含むウェブサイトを検知する「危険サイト診断機能」も装備。これまでの「安全(緑)」「危険(赤)」に加え、「警告(黄色)」レベルでサイトのブロックが可能になった。
無線LAN使用時にセキュリティメッセージを表示する安全対策機能をWindows版に加えてMac版にも追加した。安全性の低いWi-Fiを検知した場合、VPN接続を利用するサービス「カスペルスキー セキュアコネクション」も用意。1日200MBまで無料で利用可能としている。
そのほかの特徴として、クラウド技術と組み合わせた「ハイブリッドプロテクション」機能により最新のランサムウェアにも迅速に対応できるとしている。
また、Windows版では振る舞い検知と連動するバックアップ機能を搭載しているため、ランサムウェアによるファイル改ざん被害後も自動で元の状態に復旧できるとしている。
ウェブカメラ不正使用による盗撮防止機能も搭載。Windows版では同社独自の盗撮ブロック技術によって、マイク音声からの盗聴も防ぐことができる。
さらに、「ソフトウェアアップデーター」「ソフトウェアクリーナー」など、PCにインストールされたソフトの脆弱性を悪用した攻撃を検知し、端末への攻撃をブロックする機能も備える。
価格(税込)は、パッケージ版が1年1台4860円〜3年5台1万2960円、ダウンロード版が1年1台3980円〜3年5台1万1800円。
また、ダウンロード版のみで家庭内で台数無制限で使用できるプレミアライセンスの1年版6980円、2年版1万1250円、3年版1万4150円をラインアップする。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1085760.html
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https://www.cnn.co.jp/m/tech/35107385.html