冒険者が溜めるストレスとも戦わないといけないローグライクダンジョンRPG,「Darkest Dungeon」日本語版が今冬にPC/PS4/PS Vitaで発売
角川ゲームスは,「Darkest Dungeon」(ダーケストダンジョン)の日本語版を今冬に発売予定であることを明らかにした。
対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/PlayStation Vitaで,すでにAmazon.co.jpやebtenで予約受付を開始している。
ちなみに原稿執筆時点だと,Amazon.co.jpでの価格は5184円に設定されていた。
ちなみに,本作のPC版は販売元がDEGICA,発売元がRed Hook Studiosとなるので気をつけてほしい。
本作は,Red Hook Studiosが手がけたダークファンタジーな世界観のローグライクRPGで,プレイヤーの目的は“Darkest Dungeon”を攻略すること。
プレイヤーは,街で雇ったヒーロー(冒険者)達をダンジョンに送り込んでお金や物資を持ち帰らせ,それを元手に街の施設をアップグレードしていくことで,“Darkest Dungeon”攻略の準備を整えていく。
本作では,HPがゼロになった状態で攻撃を受けると一定確率で戦闘不能になるという,独特の仕組みになっている Darkest Dungeon
戦闘ではプレイヤーが直接指示を行うので,ざっくりと説明するなら「主人公キャラがいないRPG」といったところだ。ただし,本作の注目ポイントは別にある。
それが「ストレスシステム」で,育成に加え,雇ったヒーロー達のストレスを管理することがプレイヤーの重要な役割の一つになるのだ。
本作では,HPがゼロになった状態で攻撃を受けると一定確率で戦闘不能になるという,独特の仕組みになっている
ヒーロー達のストレスは,ダンジョン探索中に起こるアクシデントや戦闘などで溜まっていく。
ストレス値が一定値を超えるとプレイヤーの指示を聞かなくなったり戦闘不能状態になったり,ほかのヒーローにストレスを与えたり攻撃したりと,厄介な存在になってしまうのだ。
ただ,まれにストレスを乗り越えることがあり,その状態になると仲間のストレスを減らしたり,パラメータが上昇したりといったプラスの効果が働くこともある。
本作は英語版がすでにSteamで配信されているが,2万5000件以上のレビューのうち約86%が好評と,評価が高い作品だ。
ただし日本語はサポートされていないので,英語が苦手な人は発売を楽しみにしてほしい。
http://www.4gamer.net/games/398/G039843/20171012056/