中小ホールがしんどい状況なのはイメージできるが、なぜ「大型店」でも苦戦している場面があるのか?
なぜ ”半端な規模” という注意書きが付くのか?
これに関しては、十数年来そのエリア内において最も設置台数規模が大きかったお店が、それを遥かに上回る規模の
「超大型店」にシェアを喰われるという現象が起こっているエリアもあり、序列が変化している場合もあるからです。
関東圏の読者の方であれば、地方などからの進出組による700〜1,000台規模の新規出店で、かつてそのエリア内に
おいて設置台数が最も多く(400〜500台水準)集客率No.1であった「地域一番の大型店」であるマルハン、ガイア、
ピーアークなどが、楽園などに代表される「超大型店」に王座を明け渡した場面を見て来たでしょうから、何となく
イメージして頂けるのではないかと思います。
そして、更に序列の下位に目を遣れば、営業規模は小さくても、かつて「地元の名店」や「老舗」と目されていた
お店が、どんどん廃業している現状があるかと推察します。
こういった厳しいエリア状況で、集客に苦労しているお店が何を考えているかと言えば、それは取り締まり行政側が
法規でも諸規制でも何でも良いですから何かを緩和してくれる事や、初代CR AKB48クラスの魅力的な遊技機が
登場してファン回帰現象が起こるなどといった、大局的な事ではありません。
一番考えている事、願っている事は、エリア内で同じく集客に苦労している他店が潰れて間引き現象が起こり、
自店に流れてくる客数が増える事です。
しかし、私見では、多くのその淡い期待は、叶わないものと見通します。
https://jyavit.stars.ne.jp/mabiki