委員会の評価
XMASS 実験が現在の 1 相式をそのまま延長する形で XMASS-1.5 を実現しても、世界の研究に追いつけないことは委員の共通の認識となった。
研究グループが研究計画の変更を提案するのは妥当である。
また、海外で進展中の G2 実験、具体的には XENONnT への参加は、有力な計画である。
委員会としては、研究グループがこの方向での可能性を速やかに調査し、実現に向けて努力するとともに、研究者コミュニティでの理解を得る努力を続けることを勧める。
ソース
東京大学宇宙線研究所将来計画検討委員会 最終報告書
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/public_relation/blog/171026.pdf