元カレが自分のプライべート写真をSNSに投稿したという噂に悩まされ、同級生からは髪の毛について絶え間のないいじめを受けていた15歳の少女が自殺した。その後、彼女の遺体写真が人気のメッセージングアプリに流出した。
ブラジル在住のカリナ・サイファー・オリヴェイラさんは、典型的なティーンエイジャーに見えた。両親によると、聡明なカリナさんは法律を勉強したがっていた。カリナさんが自殺を考えていたことを、両親は全く知らなかったという。
結果的に、カリナさんの物語は彼女の自殺で終わりではなかった。
彼女の死後、カリナさんの姉妹の1人がWhatsAppのグループでカリナさんの遺体写真を受け取ったのだ。その写真はカリナさんの自殺現場で撮影されたものだった。
「(家の)中に入ったのは、犯罪現場の専門家と警察だけなんです。これらの写真を流出させることができたのは誰か、と、私は自問し続けました。よそ者は誰もそこに入っていないのです」と、サイファーさんは言った。
カリナさんの家族は、流出した画像について、カリナさんの死について捜査を行っているノーヴァ・アンドラジナ警察署に苦情を申し立てた。警察本部長のルイス・キリノ・アントゥネス・ガゴは、手続き上の守秘義務違反があったかを見極めるとは言ったものの、警察が画像を流出させたことについては否定した。
BuzzFeed Newsでは、現場を担当した犯罪現場の専門家を探し出すことができなかった。
警察本部長は、検視報告でカリナさんの死因は数日中に確定するだろうと付け加えた。しかし、カリナさんの父親が申し立てるいじめ疑惑についての捜査に関しては、法的な結果が出る可能性はほとんどないという。
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