インフルエンザの治療薬を飲んだ子どもなどが「異常行動」を起こす報告があとを絶たないことを受け、
厚生労働省が近く「部屋に鍵をかける」といった具体的な対策を呼びかける方針を決めたことがわかりました。
厚生労働省によりますと、タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬を飲んだあと、急に走り出した、
部屋から飛び出そうとしたといった異常行動の報告が昨シーズン54例ありました。
いずれも薬との因果関係は不明です。
厚労省はこれまで、「薬を飲んだあとの2日間は子どもを1人にしない」よう呼びかけていましたが、
異常行動の報告があとを絶たないことから、新たな通知を出す方針を決めました。
新たな通知では、部屋に鍵をかける、飛び出しや飛び降りを引き起こす環境に子どもを置かないといった
具体的な対策を呼びかけることを検討しています。
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1123/tbs_171123_9964464216.html