[ロンドン 24日 ロイター]
米製菓モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ.O)や米マース、独小売りリドルなど大手企業が動画共有サイト「ユーチューブ」への広告掲載を取り止めている。
ユーチューブ上で薄着の子どもの動画に有名企業の広告が掲載されているとの英紙タイムズの調査報道を受けたもの。
問題となった動画は登場する子ども自身がアップロードしたとみられ、動画には小児性愛者から多数のコメントが寄せられていたという。
タイムズ紙は、グーグル傘下のユーチューブが、子どもの性的特徴を強調する動画が容易に検索できる状況を放置し、子どもを守るために自社のサービスを監視するという約束を果たしてこなかったと指摘した。
ユーチューブの広報担当は「このようなコンテンツにはいかなる広告も流されるべきではない。当社は緊急にこの問題の解決にあたっている」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/youtube-videos-idJPKBN1DR041