1/14(日) 21:30配信 朝鮮日報日本語版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180114-00001486-chosun-kr
「国と国との約束(韓日慰安婦合意)は誠実に履行するのが常識だ」(額賀福志郎・衆議院議員)
「日本も『めぐみさん拉致事件』で苦しみを味わったではないか。被害者の意見を十分に聞くべき」(宋永吉〈ソン・ヨンギル〉共に民主党議員)
今月11日、東京の帝国ホテルで韓日の国会議員が慰安婦合意をめぐって舌戦を繰り広げていたことが分かった。
先ごろ韓国政府が「日本が拠出した10億円を韓国の予算で充当する」と発表したのを機に韓日の摩擦が激化しているが、
両国議員が出席する公の場でも対立が起きたのだ。
この日は宋永吉議員(韓日議員連盟副会長)ら6人の韓国国会議員が在日本大韓民国民団(民団)の新年の行事に出席するために東京を訪れた。
韓日議員連盟の日本側会長を務め、代表的な知韓派として知られる額賀福志郎議員(74)ら日本の国会議員が韓国の議員を迎えた。
行事の出席者らによると、慰安婦問題に先に言及したのは額賀議員だった。同議員はあいさつで慰安婦問題に言及し
「今回の慰安婦合意問題には当惑している」と述べた。その上で「当初は韓国が合意を認めて履行するものと考えていたが、
最近の報道を見ると理解できない」などと語った。さらに額賀議員は「外交では双方の国が互いの国益を考慮すべき」と強調したという。
韓国政府の発表は事実上の合意破棄または再交渉要求ではないか、という日本の世論を意識した発言であるとともに、公の場での不満表明でもある。
これに対し、宋議員は「被害者の意見に十分に耳を傾けなければ、弁護士も解任される」という論理を持ち出して反論したという。
宋議員は「慰安婦合意は被害者の立場が十分に反映されていない」として見直しを主張した。
宋議員はさらに「北朝鮮による拉致被害を経験した日本の苦しみにわれわれが共感するように、
日本もわれわれのことを理解してほしい」とした上で「平昌五輪にも安倍首相が来るのがよいと思う」と述べた。