レイコップの新発明、“クリーナー”の次は“コンディショナー”
レイコップ・ジャパンは2月22日、ふとんクリーナーに次ぐ新製品として「ふとんコンディショナー レイコップfutocon(FCST-100)」を発表した。2月23日に発売する。オンラインストア価格は税別で12万8000円。
「ふとんコンディショナー」は、敷布団やベッドのうえに敷くエアマットと、エアマットに空気を送風する本体の二つから構成される新カテゴリの製品。
ふとんクリーナー販売の経験からニーズを感じ取った“睡眠負債”を解消するために「睡眠のクオリティを上げる」というコンセプトで開発した。
快眠のためにこだわったのは、「体圧分散」「通気性」「温度管理」の3点。「体圧分散」「通気性」については、東洋紡と共同開発した三層構造体「エアスペーサー」を採用した高反発エアマットによって実現した。
寝返りが打ちやすい高反発のメリットを維持しつつ、三層構造体でうまく体圧を分散させることで、低反発のメリットも兼ね備えた。
「エアスペーサー」は通気性にすぐれ、水洗いしても24時間でほぼ乾燥するという特性をもっている。抗菌防臭加工も施されており、常に清潔な状態を保つための手入れも簡単だ。
肝となる「温度管理」はエアマットと本体が連動して行う。エアマット内のセンサーが寝床内の温度情報をリアルタイムで本体に送信。この情報をもとに本体が風量とヒーターの発熱を調整し、温風を送り込む。
ただ一定の温度をキープするのではなく、入眠誘導・睡眠維持・起床誘導の3フェーズで温度を調整する。
入眠誘導では体温と一緒に徐々に温度を下げ、睡眠維持では快眠に適した温度である33°±1を維持、起床誘導では起床に合わせて温度を上げ、すっきりと目覚められるようにする。
モードは快眠のための環境を整える「睡眠ケア」のほか、0℃以上の温風とホメスタイオンで防ダニ、除湿・除菌、脱臭が行える「寝具ケア」も搭載。睡眠の悩みに幅広くアプローチする。
年間販売目標は3万台。新製品発表会では、マーケティング課の呉主熙課長が「今回の“ふとんコンディショナー”を手始めに、寝具以外の分野でも健康を守るための新製品を年内に発売する予定」と次の展開にも言及した。
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180222_52688.html