世界的なeスポーツ大会World Electronic Sports Games(WESG)の『Counter-Strike: Global Offensive(カウンターストライク:グローバルオフェンシブ)』(CS:GO)部門において、
日本のプロゲーミングチーム「SCARZ Absolute」の出場が決定しました。大会は13日から開催し翌日14日から、世界各国で予選を勝ち抜いてきた強豪チームと対戦することになります。
WESGとは
WESGでは、『CS:GO』『Dota2』『StarCraft II』『Hearthstone』の競技が行われるeスポーツの大会で、全46ヵ国から、約600人の選手が出場。
そのうちCS:GO部門では、アジア太平洋、中国、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、北アフリカ、南アフリカの地域予選を勝ち抜いた32チームがエントリー。
WESG2017 『CS:GO』本戦での賞金総額は1,500,000ドル(約1億5千万円)で、全競技の予選も含めた大会全体の総額賞金は5,500,000ドル(約5億8千万円)にものぼり、まさに世界最大級の超大型大会となっています。
SCARZ Absolute
2017年2月に「Absolute」がSCARZに加入し「SCARZ Absolute」として設立。「第2回 日本eスポーツ選手権大会」優勝を皮切りに、数々の大会で優勝を勝ち取った国内強豪チーム。
近年では日本代表としてアジア大会に出場。今大会の東アジア予選で、アジアの強豪「TheMongolz」を打ち破り、アジア太平洋予選への出場権を獲得。
アジア太平洋予選でもグループステージを抜け、トーナメントで見事勝利して、今回の「WESG 2017」へ出場を果たす。グループ分けの時点では世界ランキング148位。
SCARZ Absoluteの対戦相手
北アメリカ地域「Cloud 9」
「Cloud9は」2014年よりCS:GOでの活動を開始。1月にボストンで開催された「ELEAGUE Major: Boston 2018」では強豪FaZe Clanを破り見事優勝。
その他CS:GO大会でも優勝常連と、近年の活躍がめざましい成績優秀チーム。グループ分けが発表された時点でのCS:GO世界ランキングは3位。
ヨーロッパ地域「Fnatic」
「Fnatic」は2012年よりCS:GOでの活動を開始。その圧倒的存在感からeスポーツに詳しくない人でもFnaticの名前は一度は耳にしたことがあるとも言われる。
参加する大会ではほぼ全てで優勝をかっさらい、圧倒的すぎる強さから「ファンよりもアンチが増えた」とまで言われるほどの超強豪チーム。グループ分けが発表された時点でのCS:GO世界ランキングは9位。
北アメリカ地域「The Onliners(ex.FRENCH CANADIANS)」
2017年に結成された比較的新しいチームで、まだ大会実績は無くランキング情報は無し。今大会の予選では『SK Gaming』と試合をし16-11で敗北。
『Cloud 9』との試合は16-12で敗北。どちらも敗北したもののCS:GOのトップチームと渡り合えるほどの実力をもった新進気鋭のチーム。
厳しい戦いとなりそうですが、その名の通り爪痕を残してくれることに期待しましょう!
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