「拾った香水瓶に神経剤」一時重体の男性が証言
2018年7月25日 21時11分
【ロンドン=広瀬誠】
英民放ITVは24日、英南西部エイムズベリーで英国人の男女が神経剤「ノビチョク」に触れ、女性が死亡した事件で、一時重体だったチャーリー・ローリーさん(45)の単独インタビューを報じた。
ローリーさんは、ノビチョクが拾った香水瓶に入っていたことを明かした。
2人は6月30日に意識不明となった。ローリーさんは、その数日前に瓶が入った小さな箱を拾い、エイムズベリーの自宅に持ち帰った。
拾った場所は覚えていないという。箱は包装され、「安全と思った」と話した。
パートナーの女性に瓶を贈り物として渡す前、ローリーさんの手に液体がこぼれたが油のような物質で匂いはせず、洗い流した。
女性が手首に液体をかけると約15分で頭痛を訴えて倒れた。
ローリーさんは「生き残ったのは幸運と言われるが、責任を感じている」と話した。
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