日本企業から「アマゾン」がでないワケ
あなたは、アマゾンにどういう印象を持っているだろうか?「便利」?それとも「怖い」?
「アマゾンエフェクト」という言葉がある。これは、簡単にいうとアマゾンが与える影響のことだ。
影響先は、競合する企業だけではない。経済や産業など、もっと広い範囲を変える可能性がある。
アマゾンは、経営学の革命である。近い将来、必ず経営学の教科書に載るだろう。
アマゾンを研究することは、ビジネスの最先端を知ることであり、未来の社会を知ることだ。
本連載では、成毛眞氏の最新刊『amazon 世界最先端の戦略』から、一部抜粋してアマゾンの戦略を解説する。
● アマゾンを理解することは、未来の経営学を知ることと同じ
これまでも多くの事業を手がける巨大企業は存在してきた。
代表的な企業としては、米国ならばゼネラル・エレクトリック、日本ならば日立製作所などだ。
たとえば、日立製作所はもともとはモーターの製造から始まったが、
現在はヘアドライヤーから原子力発電所まで同じブランドで事業を展開している。
派生した事業が、独立してグループを形成しているのだ。
しかし、アマゾンが特殊なのは、各事業が独立しているところは同じだが、
それが普通の複合企業よりもはるかな相乗効果を生み出し、驚異的なスピードですべてが成長を続けていることだ。
こういったアマゾンの特徴は、消費者はもちろんだが、アマゾンに関わる事業者にも利点がある。
以下ソース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180807-00175803-diamond-bus_all