http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201808/CK2018082702000132.html
安倍晋三首相(自民党総裁)は二十六日、視察先の鹿児島県垂水(たるみず)市で、党総裁選(九月七日告示、二十日投開票)に連続三選を目指して立候補することを正式に表明した。
二〇一二年以来六年ぶりの選挙戦となる。既に立候補表明している石破茂元幹事長との一騎打ちという構図が固まった。首相が意欲を示す改憲が最大の争点となる。 (妹尾聡太)
首相は同市で、記者団に「国民の負託に応えていくことは私の責任。あと三年、自民党総裁として、内閣総理大臣として日本のかじ取りを担う決意だ」と立候補を表明。
来年の天皇陛下の退位と新天皇の即位や、二〇年の東京五輪・パラリンピックにも触れ「平成のその先の時代に向けて、新たな国造りを進める先頭に立つ決意だ」と語った。
総裁選の争点に関し「どのような国造りをしていくか、骨太の議論をしたい」とも話した。