兵庫県西宮市は30日、家出中の少女にみだらな行為をしようと現金を支払ったとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)容疑で逮捕された建築指導課の男性係長(52)を停職1カ月の懲戒処分にした。
同市によると、男性係長は平成28年12月、無料通信アプリで知り合った中学3年生の少女=当時(15)=に現金3万円を渡し、大阪府内のホテルでみだらな行為をしようとしたとして、昨年12月に大阪府警に逮捕された。大阪地検岸和田支部は今年3月、嫌疑不十分で不起訴とした。
係長は市の聞き取りに「18歳未満と知らなかった。金は払ったが、性行為はしていない」と話しているという。
市は「規範意識が欠けていた。綱紀粛正を徹底したい」としている。
http://www.sankei.com/smp/west/news/180831/wst1808310023-s1.html