総攻撃は回避されたかにみえるが…混迷続ける「シリア情勢のいま」
ユーフラテス川はトルコ北東部を源流にシリア領内を流れ、ISの首都だったラッカを経てイラク領内に入り、ISがイラクで奪取したアンバール州のラマディ、ファルージャまで至る。
現在は水運の重要性は低下しているが、過去の名残りで当時の水運に沿って道路や通商都市が点在する。
実際、ISの首都だったラッカはオスマン帝国時代に陸運・水運に関わる税関が設けられた場所で、シリア北部では数少ない肥沃な農業地帯があることから、現在でもユーフラテス川流域の農産物の集積地となっている。
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