なんと!トム・ヨークのソロ作が間もなく完成。
来年発売予定。「政治的にしたくないのにそうなってしまう」+『サスペリア』のグッズも素敵。
キャリア初となる長編映画『サスペリア』のサントラを手がけたトム・ヨーク。めでたく今日発売となる。
なんとそれとは別に2014年の『Tomorrow's Modern Boxes』以来のソロ作を作っていて、間もなく完成と判明。
来年に発売すると10月21日付のEl Mondo紙に語っている。これはスペインの新聞で当然全部スペイン語のため、
内容はそれを翻訳して載せているCosequence of Soundを全て信じて以下に要約する。
新作は、ナイジェル・ゴドリッチがプロデュースで「今完成させようとしているところ」。
内容的には、「政治的な作品は作りたくないのに、僕が作るものはいつも結果的にはそうなってしまう」。
今回はとりわけ、ブリジグジットをイギリス政府がいかに不当に扱ったのか、またその結果起きた政治への無関心に腹を立てている。
「どうせ全ての意見は同じだし、その結果何かが起きるわけでもない、という拒否反応と意見の真空化が起きているように思う。
だけど、ブリグジットの投票のせいでいかに崩壊が起きたのかを証明するとみんな、『もちろん、明らかにそうだ』と言うのだけど」
サウンドについては、「すごくエレクトリックだけど、これまでの僕の作品とは全然違う。コンピューターを使って、これまでとは全く逆の手法で作ったから。
すごく奇妙な方法なんだけど、まずスタジオで曲を作り、それを一度解体し、それをライブミックスで再構築した。
そうすると違ったサウンドができるから、それをレコーディングした。その過程で、インプロビゼーションやエフェクトもたくさん使った。
すごく奇妙なレコーディング方法となり、それが楽しかった」
またコンピューターには飽きないか?と訊かれ、「僕はいつでも飽きてる」と答えている。トムは去年のソロツアーで、”The Axe"と言う曲を披露している。
さらに、来月からアメリカでソロツアーが行われる。
https://www.wasteheadquarters.com/schedule
NYのライブは、11月26、27日で、すでにチケットを買い、がっちり握りしめて待機中。楽しみだ!
https://rockinon.com/blog/nakamura/181120