橋下徹・前大阪市長の所属事務所「タイタン」(社長・太田光代氏)が、日本維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)を相手取って
損害賠償請求訴訟を起こしていたことが分かった。太田社長が事実関係を認めた。
日本維新の会といえば、2010年に橋下氏自らが代表として立ち上げた地域政党「大阪維新の会」が源流。橋下氏はいわば維新の
創業者であり、現代表の松井一郎大阪府知事とは、切っても切れない盟友だったはずだ。一体何があったのか。
訴状などによれば、タイタン側は所属タレント「橋下徹」のパブリシティ権が選挙ポスターなどによって侵害され、レギュラー番組が終了したと
主張、計4180万円の損害賠償を維新側に求めている。
太田社長は「週刊文春」の取材に、次のように語った。
「あまり大事にするつもりはなかったんです。でも、時間がどんどん過ぎるのに状況がまったく改善されなかったので、もう裁判所に訴えるしか
手段がありませんでした」
一方、維新の広報担当者は、「タイタンさんと話し合いを続けていた中で、突然提訴されたので、正直驚いています」と困惑気味だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181031-00009506-bunshun-pol