富士山 男性が滑落 「スノーボードするため登山」
2018年11月11日 19時02分
11日午前、スノーボードをするため山梨県側の富士山に登っていた男性から「一緒に登っていた友人が滑落した」と警察に通報があり、
救助に向かった警察官が午後6時前に2人を見つけ、現在、下山に向けた対応を検討しています。
11日午前11時20分すぎ、スノーボードをするために山梨県側から富士山に登っていた50代の男性から「一緒に登っていた友人が滑落した」と警察に通報がありました。
警察によりますと、滑落したのは40代の男性で意識はありますが、両足にけがをしていて、自力で下山できなくなっているということです。
NHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、8合目付近にある山荘の西側で、
青い服を着た人がライトを振っている様子と、そのそばで別の人が横になっている様子が確認されました。
警察は2人を救助するため、富士山の5合目まで車で向かったあと、10人の警察官が徒歩で登り、午後6時前に、8合目付近で2人を見つけたということです。
2人と救助に向かった警察官は一緒にいる状況で、下山に向けた対応を検討しているということです。
山梨県側の富士山は、9月までの夏山シーズンが終わってから冬の間は登山道が閉鎖され、
国や県などによるガイドラインでは、万全な準備をしていない登山を禁止しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/k10011706791000.html