■志位委員長が亀井静香氏と対談 『月刊日本』
「日米安保いらない」亀井氏
「共産党と一緒だ」志位氏
一部抜粋)
志位氏は、亀井氏が市場原理主義に反対している点にふれ、「国民の権利や暮らしを守るルールを作り、ルールなき弱肉強食の社会を変えていく。
これは同じ方向かなと思っています」と応じ、沖縄のたたかいを源流とする市民と野党の共闘の歴史的意義を強調しました。
その沖縄を苦しめる米軍基地問題。亀井氏は「アメリカから見れば、日本は最前線の軍事基地なんですよ。
そんな基地は引き上げてもらわなきゃならない」ときっぱり。
「共産党と一緒じゃないですか」と志位氏が応じると、「米軍基地が引き上げたって、日本は痛くも痒(かゆ)くもない。
日米安保だっていらないんですよ。冷戦時代は終わっているんだから。
いまはどの国とも仲良くしようという時代になっているのだから、軍事同盟は有害なだけだ」と述べるなど、安保条約廃棄でも一致しました。
いまの安倍自民党について「官邸にいる新自由主義者たちが考えた政策がそのまま自民党の政策になってしまっている」と亀井氏は痛烈に批判。
志位氏は、書記局長時代に行った橋本龍太郎首相との国会論戦では首相が質問にかみ合わせて答弁したので「ものすごく面白かった」が、
安倍首相は「聞いていることに答えないで、いかに時間を潰(つぶ)すか、いかに逃げるかしか考えていない」と政権の劣化ぶりを指摘。
亀井氏は「多数決原理だけでいくとファッショになる」と語りました。
●(写真)『月刊日本』対談、志位和夫委員長と亀井静香元衆院議員
●ソース全文)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-26/2018112602_02_1.html