川崎市多摩区内を走行中のJR南武線の電車内で18日、乗客の高校2年の女子生徒(16)=同市宮前区=の制服に体液をかけて汚損させたとして、器物損壊容疑で大学4年の男が
県警に逮捕される事件があり、男が約1年間にわたって同様の手口で制服姿の女子高校生らを狙った犯行に及び、余罪が数十件に上る見通しであることが27日、分かった。
男は県内などの複数路線で犯行を繰り返していたとみられる。
県警によると、逮捕されたのは東京都町田市金井の私立大学4年、鶴田三侑人(みゆと)容疑者(22)。
鶴田容疑者は18日午後5時ごろから同20分ごろまでの間に、JR中野島−登戸間を走行中の電車内で、女子生徒に体液をかけたとして多摩署に現行犯逮捕されていた。
捜査関係者によると、鶴田容疑者は調べに「ストレス発散のため」と供述。同署は余罪の立件を目指している。
https://www.sankei.com/smp/region/news/181228/rgn1812280018-s1.html