性的少数者と少子化 | オピニオンの「ビューポイント」
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LGBT問題を取り上げる上で、重要だと思われるのは少子化との関連だ。
前述の論考で、田中和生は「最近の大学生を相手にしていて話題にしにくいのは、恋愛の話である」「恋愛は苦手だと口にする学生が増えてきたと感じる」と率直に述べている。
最近の若者は、人間関係が煩わしく、避ける傾向にあるということをよく耳にするが、日常的に大学生と接している田中の指摘は、さらなる少子化を予想させる。
そんな中で、日本が「同性婚」を制度化したら、どうなるのか。
同性婚支持派は、性的指向は生まれ持ったものであって、同性婚を制度化したとしても同性愛者が増えるわけではない。
同性婚を認めた国では、出生率は下がっていないし、むしろ高くなっている国もあるとの反論もある。...【全文を読む】