2017年7月に北海道の私立高校2年の男子生徒=当時(16)=が自殺したのは、吹奏楽部の40代男性顧問の指導が原因として、
男子生徒の両親が今月中旬にも学校法人と顧問を相手取り、慰謝料計1千万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴することが1日、分かった。
代理人弁護士によると、生徒は17年2月ごろから体調不良で欠席が増え、精神科で治療を受けていた。
同4月に顧問から「マネジャーにする」と言われ、6月には参加を控えるよう指示されたという。
7月中旬に遠征先で他の部員らと合流できず、徒歩で約6時間かけて帰宅するといった異変があり、翌日に自宅近くで自殺した。
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