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[ニューオープン]2019.04.29
「ワイン食堂 パパン」の4店舗目が八丁堀にオープン。テーブル席&立ち飲みのミックススタイルで多様な利用動機を吸収、開業直後から大盛況!
3月16日、八丁堀に「八丁堀ワイン食堂 パパン」がオープンした。「真っ当なフレンチをワイン片手にカジュアルに」をコン
セプトに、湯島、神田、御徒町に展開する「パパン」ブランドの4店舗目だ。運営は飴やダイニング(東京都文京区、代表取
締役:堀部敏郎氏)。今回はテーブル席と立ち飲みにゾーニングし、一人客から団体まで、多様なニーズを吸収する設計が見どころだ。
八丁堀駅から徒歩1分の好立地。入ってすぐに立ち飲みゾーン、左に進むと着席ゾーンへの扉がある。デザインは既存店も手掛けたパズルの若林数正氏
立ち飲みゾーン。活気あふれるオープンキッチンを目前に、本格的なフレンチと厳選ワインをカジュアルに楽しめる
テーブル席のゾーン。賑やかな立ち飲みゾーンからは一転、ダークブラウンの木目が落ち着いた雰囲気で、しっかりと食事を楽しむことができる
立ち飲みカウンターに並ぶ日替わりのアミューズ。「とちおとめとフォアグラのキャラメリゼ」や「ブータンノワールの
マカロン」、「黒豚リエットのグジェール」(130円)など、気軽につまめる一口サイズだ
ワインのアテにぴったりなテリーヌも数品用意。奥が「鹿とフォアグラのパテアンクルート」、手前が「パテドカンパーニ
ュ」(650円、ハーフ390円)
写真後列左から代表の堀部敏郎氏、キッチンスタッフの関口琢也氏、ソムリエの矢島達也氏、前列左からシェフの黒瀬力也氏、店長の福井大祐
オフィスワーカー&住民、2方面から集客できる立地を選定
2011年9月に湯島で1店舗目をオープンし、2014年9月には神田、2016年6月には御徒町に出店。既存店の業
績はいずれも好調に推移しているという。今回は、オフィスと住居が混在するエリアにこだわり物件を探した。平日はワー
カー、土曜は住民とバランス良く集客したい狙いだ。「完全なオフィス街だとどうしても休日の集客が弱い。平日と休日で
ワーカーと住民をバランス良く集客することで、ここでは深夜営業なしでもしっかりと利益を確保できる体制を整えたかっ
た。湯島や神田では深夜営業を行っていますが、創業から8年が経ち、スタッフのライフスタイルも変化した。家族が増えた
社員には、なるべく深夜営業をさせない体制を整えたかったんです」と代表の堀部氏は話す。物件は、飯田橋、浅草橋などを検討
し、もっともしっくりきたのが八丁堀だったという。物件探しは難航し1年半ほどかかっ
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