2018年2月期まで、実に15期連続で増収増益を続けている。
2019年2月期こそ、人件費高騰から連続増収増益がストップしそうな気配だが、1999年の上場以降、売上高が前年を下回ったことは1度もなく、営業利益にしても2004年2月期から増益。
つまり、ずっと儲け続けているのだ。
日高屋だけがなぜ儲かる?
外食産業は、ここ数年こそ市場規模が再び拡大傾向にあるとされているものの、それは食材価格の高騰や人件費アップで、
多くの外食チェーンが単価引き上げに動いたから。
少子高齢化や「中食」との競合で、依然として環境は厳しい。そんな状況下にあっても、日高屋は増収増益を続けているのだ。
もう1つ、伝説的とも言えるのが、その利益率の高さ。2018年2月期の営業利益率は11.5%。
利益率が高いとされる「サイゼリヤ」の約8%を上回り、ライバルともされる「幸楽苑」の約5%(2019年3月期第3四半期)の2倍以上。
しかも、2019年2月期も11.4%と予測されていることから、「10%以上の営業利益率」を10年も継続することになる。
https://toyokeizai.net/articles/-/277792?display=b