日本サッカー協会が24日、南米選手権(6月14日開幕、ブラジル)に出場する日本代表メンバーを発表した。
前日23日に発表された6月のキリンチャレンジ杯に出場する日本代表にも選出されている久保建英(17)=FC東京=は、
南米選手権の代表にも選出され、都内のFC東京クラブハウスで取材に応じた。
アルゼンチン代表には久保が下部組織に所属していたスペインの名門バルセロナのリオネル・メッシも選出されているが、
そうした経歴は「正直、もう過去のことなんで」と、気にせず自分のプレーを出すと語った。
南米選手権はブラジル、アルゼンチン、コロンビアといった南米の強豪国がしのぎを削る大陸連盟の選手権。
アジアで言えばアジアカップに相当するが、日本は今回、招待されてカタールとともに出場する。
久保が13歳まで下部組織にいたバルセロナからは、アルゼンチン代表でメッシ、ブラジル代表ではフィリペ・コウチーニョ、アルトゥールといった顔ぶれが選出されている。
ただ、久保は「バルセロナっていっても、トップチームと下部組織、小学生ではレベルが違うので、
それをどうこう、自慢する気持ちも自分にはないですし、向こうも自分のことなんか知らないと思うので、特に自分が気に掛けることは何もないですけど、
自分が日本代表の一員として選ばれたことには誇りを持っていいのかなと思います」と思いを述べた。
自身の経歴についても、「正直、もう過去のことなんで、それを今言われるのはあまり好きじゃないので」と静かに語った。
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