WEFの報告書は具体的な金額こそ示さなかったが、金融庁の報告書とほぼ
同じ趣旨の内容。WEFは「政府は退職後の資金不足を回避する環境整備のために対策を講じるべきだ」と指摘した。
WEFの報告書によると、老後に備えた蓄えは
米国では約10年分、英国では約8年半分ある一方、日本では約4年半分しかない。
蓄えに頼らずに生活しなければならない期間は、日本では男性で約15年、女性では約20年になる。
比較対象となった先進6カ国の中で、老後の蓄えの少なさと平均寿命の長さを背景に、
日本が男女ともにこの期間が最長だった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061301255&g=eco