(3)“猛獣使い”安倍首相 議論リードの役割に期待
日本は20カ国・地域(G20)会議が2008年に首脳会議(サミット)を始めて以来、初めて議長国を務める。
米国のトランプ大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領といった主要国の首脳が一堂に会する中、安倍晋三首相が議長としてリーダーシップを示し、議論を取りまとめられるかが焦点だ。
「今さまざまな対立点がある。日本ならではの議事運営で結論を出していきたい」
首相は17日の自民党全国幹事長会議でG20議長としての決意をこう示した。
大国の利害がむき出しになるG20で実効性のある解決策を示すのは容易ではないが、利害が複雑に絡むからこそ首相は議長に適任かもしれない。
続き
https://special.sankei.com/f/politics/article/20190622/0001.html
安倍晋三「教科書に載りたい」症候群(2)「私が国家です」までの不遜 2019年3月18日
「総理大臣でございますので、森羅万象全て担当しておりますので、日々さまざまな報告書がございまして、その全てを精読する時間はとてもない」
と攻撃的に言い放った。
〈宇宙に存在する一切のもの〉を意味する「森羅万象」発言で、一国の総理どころか神の領域に達したのか、とネット上も騒然となった。
「口癖みたいなところもあって、過去にも何度か発言しています。今回も発言後の反響が大きく、『安倍ゼウス』と呼ばれて話題になりました」(政治部記者)
逆にこれに気をよくしたのか、その4日後となる2月10日の自民党大会では、「悪夢のような民主党政権」と挑発して物議を醸している。
野党側は撤回を求めたが、安倍総理は何が悪いのかと言わんばかりに拒否。そして極め付きは、2月28日の衆院予算委員会のこと。
立憲民主党の長妻昭議員(58)から「統計問題を甘く見ないほうがいい。扱いによっては国家の危機になりかねない」と忠告された安倍総理は、
「国家の危機かどうか聞いたが、私が国家です。総理大臣ですよ」
とまで放言。さながら独裁者気取りである。
https://asagei.biz/excerpt/1294