米デルタ航空のニューヨーク行き579便の機内で3日、乗客が「私は神だ」と叫び、世界を救うと主張して暴れだしたため、プエルトリコのサンフアン空港に引き返す事態となった。
同社はこの乗客が「手に負えなくなった」ため、客室乗務員はほかの乗客らの手を借りて、男を拘束したと説明した。
プエルトリコ警察は、この男の身元をカルロス・ラミレス(30)と特定。身柄を米連邦捜査局(FBI)に引き渡した。
警察によると、ラミレス容疑者は「攻撃的になり、『私は神だ。サンフアンは明日消えてなくなる。私は世界を救うために来た。テロを撲滅する』」と叫んで、(操縦室のある)メーンキャビンに押し入ろうとした」という。
この間、操縦室のドアは閉じられていたとデルタ航空は説明。「579便の乗組員の迅速な行動とプロ意識を称賛する」と述べた。
同便はジョン・F・ケネディ国際空港に2時間遅れで到着した
https://jp.reuters.com/article/us-puertorico-flight-idJPKCN1TZ010