米ニューハンプシャー州の州議会で21日までに、公立の中学校や高校の女子用や男女の性別のない手洗い所に生理用品を無料配布する新たな法案が可決された。
この種の州法はニューヨーク、イリノイやカリフォルニア各州で既に成立。先月にはボストン市で無料の生理用品を供給する試験事業が公立学校で始まってもいた。
ニューハンプシャーでの今回の新法取りまとめを主導した上院議員はもっと早くやるべき措置だったと主張。家計上の理由などから生理用品を入手出来なかった生徒は成績や登校、授業への集中力などで悪しき影響を常に受けてきたと述べた。
無料配布に必要な財源は各学校区の予算から賄う。各学校区は非営利機関や他の団体と協力して資金ねん出に努める予定。
https://www.cnn.co.jp/usa/35140176.html