特殊詐欺グループに住居また貸しか 電通社員を書類送検
2019年7月24日19時57分
特殊詐欺グループのメンバーにまた貸しする目的でマンションを不正に借りたとして、大阪府警は、広告大手・電通(本社・東京)の営業職、
山崎亮太郎社員(44)=東京都渋谷区=を詐欺の疑いで書類送検したと24日発表した。府警は認否を明らかにしていない。
捜査2課によると、山崎社員は不動産仲介業の男=詐欺容疑で逮捕=ら4人と共謀。
3〜4月、うその内容の入居申込書を不動産管理会社に提出し、東京都新宿区のマンション一室の賃借権をだまし取った疑いがある。
名義は山崎社員だったが、実際は特殊詐欺グループのメンバーだった男(22)=詐欺罪などで起訴=が住んでいた。山崎社員は、数万円の報酬を受け取ったという。
府警は今月10日、山崎社員を逮捕したが、いったん釈放して任意で調べていた。
電通の広報担当者は「社員が業務外とはいえ、詐欺容疑で書類送検されたことは誠に遺憾。事実が確認でき次第、厳正に処分する」とコメントした。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASM7S5QK8M7SPTIL02L.html
他ソースでは軒並み実名もなし
電通社員を詐欺容疑で書類送検 詐欺グループに部屋の名義貸しか 大阪府警
2019年7月24日 19時22分
https://mainichi.jp/articles/20190724/k00/00m/040/275000c
特殊詐欺グループのメンバーがマンションの賃貸契約をする際に名義を貸したとして、大阪府警は広告最大手・電通の社員の男(44)=東京都渋谷区=を詐欺の疑いで書類送検した。
捜査関係者への取材で明らかになった。不動産ブローカーを通じて名義を貸し、報酬を得ていたという。
送検容疑は今年3〜4月、特殊詐欺事件で逮捕・起訴された佐藤祐樹被告(22)=新宿区=らと共謀。
社員の男が東京都内のマンション一室に住むように偽った虚偽の入居申込書を不動産管理会社に提出するなどして、不正に物件の引き渡しを受けたとしている。
捜査関係者によると、府警は今月10日、男を詐欺容疑で逮捕。12日に釈放したが、任意で捜査を続けていた。送検は22日付。
事件では、実際にこの部屋に住んでいた佐藤被告の他、名義貸しを仲介したとされる不動産ブローカーらも同容疑で逮捕された。